株式会社リスキル

  • 2023.08.21
株式会社リスキル

東京・大阪のCBT試験会場に約650台のPCを同一機種でレンタル。

株式会社イー・コミュニケーションズ
執行役員COOの佐藤様

お客様紹介

株式会社イー・コミュニケーションズは、試験のオンラインテスト化(CBT化※1)と研修のeラーニング化を、システム開発から教材のコンテンツ化といった運用支援まで、トータルにサポートする企業です。システム運用実績は20年を超え、試験配信は1500万件以上。CBT/IBTプラットフォーム「MASTER CBT Plus」は、他社では難しいとされた大規模CBT試験も実現し、1,000以上の検定団体や企業・大学で、資格試験や研修、階層別試験、さらには国家試験にも採用されています。受験受付業務には「J-Testing」、オンライン試験監督は「Remote Testing」、e-ラーニングには「サクテス」と、学びと習得をIT技術で効果的かつ効率的に推進します。

今回インタビューにご協力いただいた佐藤様は、大規模な一斉試験の運営に加え、大学や企業向けに、国家資格や研修・採用試験のCBT化とe-ラーニング導入を担当されています。

時代が追いついた自社開発のCBT・システム。

まずは、機器をレンタルすることになった背景をお聞かせください。

佐藤 様
現在当社の主幹事業であるCBTは、とあるクライアントのご依頼・ご協力があってシステム開発が始まり、2000年代半ばには完成していたのですが、当時は紙での受験が圧倒的に主流だったことと、CBTで受験できる施設やインターネット環境が整っていなかったこともあって導入には至りませんでした。CBTの導入にはまだ時代が早すぎました。

しかし今では、民間の資格試験や検定試験、医療系大学での共用試験、企業内での資格試験や昇級試験等などで当社のCBT・システムを採用いただけるようになりました。そして、実は先述のクライアント様に関しても、導入見送りから10年程度経過した後に正式採用いただくというご縁にも恵まれました。

このような背景の中で、当社とタマヤさんとのお付き合いは10年ほど前に遡ります。当社が運営に携わっているある医学会様が実施する医師向けのCBTの実施のために、ノートパソコン を数百台レンタルすることになったのがきっかけでした。年々その規模が拡大していて、昨年は、東京・大阪の二会場で合計約650名が同時に受験するためのノートパソコンを同一機種で揃えてもらいました。

※1:CBTとは、受験者が選択した会場へ赴いて、会場のパソコンで解答するオンライン試験です。同じオンライン試験でもIBTは、受験者所有のパソコンやスマートフォン等で解答するため、自宅受験が可能です。

株式会社イー・コミュニケーションズ 執行役員COOの佐藤様

機器確保も会場設置もサポートしてくれるレンタルパートナー。

タマヤのレンタルをご利用されていかがでしたか?

佐藤 様
この医師向けのCBTは、エコー検査のような動画を視聴して症状や病名を解答するため、視聴する画面の質やサイズが異なると見え方も変わってしまい、受験者の解答に影響が出てしまいます。従って、同一機種のノートパソコンを大規模台数確保する必要があります。さらに、東京と大阪の二会場で付帯設備が異なる場合もあり、大阪会場に関しては、ノートパソコン設置とネットワーク構築にもサポートが必要だったのですが、これらの課題を全て解決してくれたのがタマヤさんでした。

当社の中でもこのCBTは特殊な案件で、タマヤさんは機器の会場設置まで支援してくれるレンタルパートナーとして携わってもらっています※2。ネットワークインフラの知識がある担当者が毎回丁寧にサポートしてくれているので安心して相談しています。試験アプリのバージョン変更で依頼内容やキッティングの要望が変わってもきちんと対応してくださいますし、我々では気づかないような点にも、「こういうケースもあるかもしれませんが、よろしいですか?」と確認してくれる気遣いがありがたいですね。また、このCBTでは、万が一機器都合で試験が止まってしまった場合には、受験者は予備席に移動して、解いていた設問から試験再開できます。このような予備席分の機器もレンタルしているので、試験実施に不具合や問題があったことはありません。

※2:会場設置サービスをご検討の方は、3か月~1年程余裕を持ってご相談いただければ幸いです。(地域・台数によっては現地設置できない場合がございます。)

信頼とノウハウをともに築く。

タマヤを選んでいただいた決め手は何でしょうか?

佐藤 様

当社のCBTに必要なスペックを有する機器のラインナップが充実していて、試験内容別に適切な機器を選択することができること。先ほど申し上げた通り、大規模台数確保・会場設置にも対応してくれること。そして何より、知識が豊富で、柔軟な対応力で提案もしてくれる、信頼できる担当者がいることですね。ここが一番他社と違うと感じています。

また、医師向けのCBT以外の案件に関しても、大学施設内でのCBT実施や、無線LAN環境下でのCBT実証実験等で、タマヤさんからノートパソコン、iPadなどをレンタルさせてもらっていますが、当社と一緒になって運営ノウハウを蓄積してくれていることも心強く思っています。

タマヤでのレンタル体験の満足度をお聞かせください。

佐藤 様

機器も設置も、サービスも、品質に満足しています。これまでの積み重ねで担当者とも信頼関係ができていますので、また次回頼もうという話になるのかなと思っています。

今後の要望としては、短期のレンタル以外にも、業務用PCの年間レンタルのようなサービスがあるといいですね。社内の端末管理は所謂「一人情報システム部」がやっている場合も多いと思いますし、購入して性能が合わなくなるより、タマヤさんの豊富なラインナップから、社員が自分の業務にあったPCが持てると便利だと思います。

この度は貴重なご活用事例をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。ご要望などございましたらお声がけいただければ幸いです。今後ともタマヤをよろしくお願い申し上げます。